スペイン語「ビジネス会話:交渉(3)」
Hola !
今回は、
過去記事:スペイン語「ビジネス会話:交渉(2)」
の続きで、
【3】「Manejo de ofertas y contraofertas:マネホ・デ・
オフェルタス・イ・コントラオフェルタス:
申し出(提示)と、カウンターオファーの取り扱い」
からです。
vamos a empezar ! (^▽^)/
「オファー」と「カウンターオファー」とは
スペイン語を覚える時、
単語の意味を
日本語で
丸暗記するより、
日本語での意味も、
きちんと理解して覚える方が
より記憶に残りやすいです。
だから、
まず「オファー」と「カウンターオファー」
について、
スペイン語と一緒に
日本語の理解を深めましょう。(^^)
「オファー:オフェルタ:oferta」は
申し出(提案)、供給、提供、入札などを意味します。
(例)「hacer una oferta:アセル・ウナ・オフェルタ:入札する」
一方、「カウンターオファー:コントラ・オフェルタ:contraoferta」
について、
最初に「contra:コントラ」について
ご説明しますが、
前置詞での「contra」は、
「~と逆に、~に反対して」など、
「逆・対立、衝突」などの意味を含みます。
また名詞としての「contra」は、
そのまま「不利益・反対意見」などを意味します。
なので、
「カウンターオファー:コントラ・オフェルタ:contraoferta」は、
「提供する側(売り手)からの、
引き渡しの条件や納期、
価格などに関する「提示」に対して、
提供を受ける側(買い手)が
反対や、別の条件を提示すること」です。
では、
「オファー」や
「カウンターオファー」の場面で、
知っておくと役立つ
スペイン語を
学びましょう。
adelante ! (^▽^)/
提示に対して、賛同する場合は?
「Podemos aceptar las condiciones
de la entrega :ポデモス・アセプタル・ラス・コンディシオネス
・デ・ラ・エントレガ:引き渡し条件を、承諾いたします」
「Podemos aceptar las condiciones
del pago :ポデモス・アセプタル・ラス・コンディシオネス
・デル・パゴ:支払いの条件を、承諾いたします」
個人交渉の場合は
「Puedo aceptar(承諾できることがら):
プエド・アエプタル(承諾できることがら)
:私は(承諾できることがら)を、受け入れることができます」
「Estamos de acuerdo con (提示されたこと):エスタモス・デ・アクエルド・コン (提示されたこと)
:私どもは、(提示されたこと)に基づいて、同意いたします」
「de acuerdo con:~に基づいて、~に従って」
(例)「 Estamos de acuerdo con la cláusula adicional
エスタモス・デ・アクエルド・コン ・ラ・クラウスラ・アディシオナル
:私どもは、追加条項に基づいて、同意いたします」
「Estamos de acuerdo con la cláusula de escape
: エスタモス・デ・アクエルド・コン・ラ・クラウスラ・デ・
エスカペ:私どもは、免責条項に基づいて、同意いたします」など。
また、賛同を簡潔に言う場合は、
「Esa es una buena idea :エサ・エス・ウナ・ブエナ・イデア
:それは、良い考えでございます」
「Estamos de acuerdo :エスタモス・デ・アクエルド
:私どもは、賛成(同意)いたします」
について、
※Estamosは、不定詞(原形)が「estar」で、
複数1人称「私たちは~である」の意味です。
でも
一人での交渉場面では、
「Estoy de acuerdo:エストイ・デ・アクエルド:私は、同意いたします」
になります。
「aceptamos :アセプタモス:私どもは、賛成(同意)いたします」
「acepto:アセプト:私は同意いたします」
提示に対して、反対する場合は?
「No podemos aceptarlo:ノ・ポデモス・アセプタルロ
:私どもは、(その提示を)受け入れることができません」
※ この場合は「lo:それを(その提示を)」の意味。
個人交渉の場合は、
「No puedo aceptarlo:ノ・プエド・アセプタルロ
:私は、(その提示を)受け入れることができません」
「No estamos de acuerdo en
las cláusulas de indemnización:
ノ・エスタモス・デ・アクエルド・エン
・ラス・クラウスラス・デ・インデムニサシオン
:私どもは、賠償条項について、同意できません」
「No estamos de acuerdo con esto
:ノ・エスタモス・デ・アクエルド・コン
エスト
:これに基づいての、同意はできません」
「No estoy de acuerdo :ノ・エストイ・デ・アクエルド:
私は、同意いたしません」です。
「No acepto:ノ・アセプト:私は同意いたしません」
※ 交渉場面で、「imposible:イムポシブレ」は、
不可能の意味があり、
強い否定になるので、
「問題外です。完全に承諾無理です!」
という場合以外は、
なるべく平和的に
交渉を進めるために、
使用しないほうがいいでしょう。
心の中で「grrrr⚡:(仕事交渉用語ではない。友人間メールでの怒りの表現文字、イメージ的に犬のうなり声)
と、思う方もいるかもしれません。(^^)
ただし日常生活では「 ¡ parece imposible ! :パレセ・イムポシブレ!:
まさか、信じられない!」の
「驚き」の意味でも使用します。
※「parecer ~:~のようである、~ように思われる」
全部反対ではないけれど・・一部反対の場合は?
相手側からの「提示」に対して、
“ 全部を反対するわけではないが、
一部に対して賛同できない ”
(8割承諾できるが、残り2割は承諾できない)
などの場合に、
役立つ言い方を学びましょう。(^^)
まず
例えば、
「Estamos en el buen camino
:エスタモス・エン・エル・ブエン・カミノ
:私たちは、良い方向の途中にいます(良い方向に、むいています)」
など、
賛同してることを伝えたり、
すでに
ご紹介した「承諾できる部分」を伝えた後で
賛同できないことがらを伝えたい場合は、
「賛同できないことがら」を述べる前に、
否定の時に便利な
「Pero」を使用します。
例えば、
「Pero(賛成できないことがらを述べる):ペロ(賛成できないことがらを述べる):しかしながら、でも、(賛成できないことがらを述べる)」
のように用います。
「Pero・・・」を使えば、
相手方に、
“ 何か賛成できない部分があるな ”
と推測していただけます。
また、
「Sí , pero ~:シ(賛成の意味)・ペロ(しかし)~
:そうではございますが~」のいい方もあります。
さらに、
「なぜ賛成できないのかを言う場合は」
接続詞「porque:ポル・ケ:なぜなら」
を使います。
「カウンターオファー:一部賛成」交渉の流れとして、
【1】「賛同している部分を伝える」
【2】「Pero( 賛成できないことを述べる)」
その後に、
【3】「porque(賛成できない理由を述べる)」
の形になります。
※接続詞「porque:なぜなら」は、
一つの単語で、おもに文章中で使います。
「¿ Por qué ?:なぜ?」は
疑問の意味になり、
アクセントがあります。
まったく別の意味になりますので、
気を付けてくだい。(^^)
交渉は、
まだまだ続きますが、
今日はここまでです。
descansa con un zumo de naranja \(^▽^)/
では、
次回も、
たのしくスペイン語や
スペイン旅文化を
学びましょう。
Hasta luegooooo (⌒ー⌒)ノ~~~