スペインの情熱的なダンス!フラメンコ紹介

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今回は、

スペインの情熱的なダンス

フラメンコ」(El flamenco)をご紹介します。(^▽^)/

 

フラメンコとは?

フラメンコは、

スペインのアンダルシアエリアで

継承されてきた、芸能です。

フラメンコを踊るときは、

華麗な踊り手とともに、

ギター演奏者」と

「歌」が

セットになっています。

フラメンコ歴史に、

深くかかわったのが

スペインのジプシーです。

スペイン ジプシー(ヒターノとも呼ばれる)とは、

おもに

北部インドのロマニ系を起源とする

中東ヨーロッパに移動しながら

移住する民族です。

歴史の中で

移動しながら生活をしていた

民族ですが、

現代は、

同じ場所に住んで

生活する人も

多いと言われています。

 

なぜ、

“ 北アフリカや

イベリア半島に移住していた

イスラム教徒(※モーロ人は、北西アフリカのイスラム教徒の総称名)による、

共同活動が誕生したのか ”

の理由として、

イベリア半島で行われた

「改宗したイスラム教徒の追放命令」

ではないかと

考えられています。

この改宗したイスラム教徒を

モリスコ」と呼びますが、

モリスコの人々の中に、

追放令がでても、

イベリア半島に残る人もいたようです

 

そして現代のフラメンコの芸能は

この期間に、

イベリア半島に残った

ヒターノ(ジプシー)共同体の人々が、

歌や舞の音曲を用いたことで

誕生しました。

 

フラメンコに含まれる、2つの要素とは?

現代のフラメンコダンスを誕生させた

ジプシー共同体には

高いエリアに位置する「ロンダ」などと、

低いエリアに位置する「グラナダ」などの

2つがあり、

グラナダなどのジプシー共同体は、

交互に2つの(変形自由)な音楽を繰り返すロマンセ的な部分が、

またロンダなどからの

ジプシ―共同体は、

カスタネットや、ギターなどを使用した

スペイン誕生の踊りである

ファンダンゴ」的要素が、

現代のフラメンコに

取り入れられています。

ロマンセは、

本来は南米と

イベリア半島で愛されたスペイン語の詩 です。

 

また現代の人々が知る

「フラメンコ」の名称が始まったのは、

1853年のマドリードエリアで

開催された夜会と言われています。

 

アンダルシアエリアに

観光する人は、

ぜひ、「本場のフラメンコ」を

見学してみてください。

カスタネットが響き渡る

情熱的なダンスで、

見ている人は時間を忘れて、

フラメンコの魅力に

魅了されるでしょう。

 

グラナダの観光」の目次「そのほかの、グラナダ人気観光場所は?」で、

フラメンコのショーを見学できる

人気の店舗を紹介しています。(^^)

 

フラメンコで登場する人々の役割

フラメンコの舞台では、

情熱的かつ魅惑的に

フラメンコを披露する

華やかな踊り手とともに、

ギター演奏者などが登場します。

スペイン語とともに、

「フラメンコ」用語や構成を学びましょう。

(^▽^)/

 

 

「スペイン語で学ぶ、フラメンコ用語と構成」

フラメンコ芸能で使用する関連用語を

スペイン語でご紹介します。

Baileバイレ:踊り」※足のかかとなどで、床を強く踏んで音を出し、リズムをとる「サパテアード」は、

フラメンコ踊りの重要な要素です。

bailaora  バイラオラ:女性の踊り手」

bailaor   「バイラオル」は

男性の踊り手です。

Cante カンテ:歌」   ※ヒタノのフラメンコで大事にされる、心に響いてくるような歌です。

cantaor 「カンタオル:男性歌手」

※女性の歌手はcantaora 「カンタオラ」と言います。

 

palillosパリジョス:フラメンコを踊る人が、両手に持っているカスタネット」

※低い音が出るカスタネットは、

逆手につけて、

高い音がでるカスタネットは、

利き手につけます。

Toqueトケ:ギターの演奏」

※おもにフラメンコギターを使用します。

Palmaパルマ:手拍子」

bajoバホ:低い音」と、

secoセコ:高い声」の2タイプを用いて、

ギタリストや、

踊り手などにあわせて

手をたたいていきます。

 

Jaleo 「ハレオ:掛け声」

※ハレオには、ビエンやオーレなどがあります。

そんほか、

手でたたいて音を出す、

箱の形をしている楽器「カホン」や、

足打ちなどがあります。

 

 

フラメンコの音楽タイプや、リズムの種類は?

フラメンコの構成や役割について学んだあとは、

フラメンコの曲タイプや、

リズムの種類を学びましょう。

 

Alegrías 「アレグリアス:陽気な曲タイプ」

※心地よい、大胆な踊りがポイントです。

Soleá 「ソレア:最高のフラメンコ形ともいわれ、圧倒されるような威厳と、深みのある曲タイプ」です。

Tangoタンゴ:スペイン南部のカディスが起源で、マラガやグラナダなどにみられ、リズミカルな2拍子の曲タイプ」で、

宴会のフィナーレで演奏されやすいです。※有名な南米のアルゼンチン・タンゴとは別になります。

Fandangosファンダンゴ:スペインの舞踏曲から誕生」※アンダルシアエリアの、ウエルバでのファンダンゴが有名です。

Sevillanasセビジャナス:セビジャで始まった舞踏曲が由来の、4つの曲で一つのセットになっており、明るい曲タイプ」

※優しいステップで、踊りの入門曲に利用されます。

 

そのほか

Martineteマルティネテ:ギター伴奏がないカンテの一つで、ジプシーのなりわいである

鍛冶屋から生まれたといわれ、金床をハンマーでたたいて出る音だけで、伴奏されるユニークな曲タイプ」です。

さらに、

スペインのマラガが起源であるMalagueña「マラゲニャ」や、

こみいった変拍子的なリズムで、

厳格質素風の曲タイプSiguiriya「シギリジャ」など、

多くのフラメンコ曲の種類と

リズムのタイプがあります。

 

 

フラメンコ留学で良い場所は?

スペイン語のみの留学だけではなく、

フラメンコ留学も、

人気のある留学方法の一つです。

フラメンコ留学を希望する方は、

「グラナダ」や「ヘレス」、

「セビリア」

および「コルドバ」エリアで探すと、

希望する学校が見つかりやすいです。

フラメンコの授業を実施している

スペイン語の語学学校で

フラメンコのみを受講する方法もあります。

ただ、フラメンコ学習のみを希望しても、

授業はスペイン語で行われるので、

スペイン語と、

フラメンコの両方を

学べる学校

が良いと思いますよ。(^^)

 

また、

フラメンコの留学で

人気のあるエリアは

フラメンコの歴史が残る

アンダルシアですが、

スペインの大都市でも

フラメンコ学校で学ぶことが可能です。

 

 

これが本場のアンダルシア フラメンコ!

 

El Palacio Andaluz:El Palacio Andaluz Tablao Flamenco Sevilla

男性フラメンコと、

華やかな衣装の

女性フラメンコの

すばらしい踊り

を堪能できます。

踊り手の情熱が、

ひしひしと伝わってきますよ。(^^)

 

 

「Leirena」総合ダンス衣装専門通販店舗のご紹介

 

上記(目次)「これが本場のアンダルシア フラメンコ!」

でご紹介した、

アンダルシアの

本場フラメンコ動画を見て、

“ あんなふうに、衣装を身に着けて

踊ってみたい ”と思う、

フラメンコダンスに興味のある方や、

すでにフラメンコの踊りを

習っていて、

素敵なダンス衣装を探している方へ

通販で購入できる「Leirena」を

ご紹介します。

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