スペインの「国花」と「花言葉」は?
Hola !
今日は、スペインの「国花」と
「花言葉」を学びましょう。
「国花」とは?
「国花」は、この名の通り、
その国の人々に愛されて、
その国のシンボルとなる花です。
国によって、
代表の国花は一つ、
あるいは複数の花が
国花になっている国もあります。
スペインの国花は?
「国花」は、
スペイン語で「Flores nacionales:フロレス・ナシオナレス」
といいます。
ここで突然ですが、問題でーす。
de repente te pregunto ! 「デ・レペンテ、テ・プレグント」 (^▽^)/
スペインの「国花」は
以下に示した
花々の中で、
どの花でしょうか?
まず答えを見ないで、
挑戦してみてくださいね。(^^)
【1】オリーブ(スペイン人なら、みんな知っているオリーブの花は、白と黄色の可憐な花です)
【2】カーネーション(日本では母の日に贈られる花。生産地は南ヨーロッパや西アジア地中海沿岸とききます)
【3】ひまわり(スペインのアンダルシア地方によく見られる、大きな黄色がシンボルの、夏の季節に似合う花です)
【4】キンセンカ (生産地は地中海沿岸で、キク科のオレンジ色やイエローカラーの、愛らしい花です)
【5】ミモザ (地中海沿いの町や村などで、春の訪れを伝えてくれるイエローフラワーです)
ええと、どれが(a ver、 cual es ・・?)( ̄ー ̄?)?
・・・・・・・・
はい、時間です!
では、 答え合わせをしましょう! \(^▽^)/。
答えは、
「母の日」で、
人気のある花「カーネーション:clavel:クラベル」です。
挑戦した方は、
残念です「 es una lástima !:エス・ウナ・ラスティマ!」 (^^)
あるいは、
当たり!「 bingo !:ビンゴ!」 ♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪
のどちらでしたか?
「カーネーション:clavel:クラベル」の
名称由来は、
ラテン語の
(carn)「肉色の花」という説や、
“ 冠飾:コロネーション (フラワー)”
が訛って、
カーネーションとなったとも
いわれています。
また、十字架のキリストを見守った
聖母マリアが落とした
涙の後に
生まれた美しい花、
“母性あふれる花”だという
言い伝えもあります。
このように、
スペインの国花は
「カーネーション:clavel:クラベル」ということを
学習しましたが、
では、
他の国々の「国花」は何でしょうか。
まず日本の「国花」を見てみましょう。
adelante ! (^^)
日本と世界の国花は?
日本「Japón :ハポン」の
「国花」は、
天皇家を象徴する、
16の花びら御紋(十六八重表菊)で知られる、
美しい「菊:crisantemo:クリサンテモ」と、
春の訪れを伝えてくれる
ピンク色の可憐な「桜:cerezo:セレソ」です。
またイタリア「Italia」の国花は
「デージー:margarita:マルガリタ」で、
イタリア王国 ウンベルト1世の
王妃名 “マルゲリータ” に
関連しています。
またイギリス連合王国「Reino Unido:レイノ・ウニド」は
「バラ:rosa:ロサ 」で、
ギリシャ「Grecia:グレシア」は、
※葉アザミ「アカンサス」です。
さらに、
フランス「Francia:フランシア」 は、
フランス王家の紋章からの「ユリ: azucena:アスセナ」が国花です。
※「アイリス:Iris:イリス」も、国花として扱われています。
さらに、
アレキサンダー大王の
偉大な歴史をもつ
マケドニア「Macedonia:マセドニア」
の国花は「(ケシ)ポピー:amapola:アマポラ」です。
バチカン「Vaticano:バティカノ」は
「マドンナリリー ※ニワシロユリ」を国花としています。
また永世中立国と、
美しい自然の風景で知られる
スイス「Suiza:スイサ」は
国花「アルペンローゼ」です。
アジアでは、
Taiwán 台湾の国花は「梅:ciruelo:シルエロ」で、
韓国「Corea:コレア」は
「ムクゲ」です。
南米では
メキシコ「México:メヒコ」の
国花は「dalia:ダリア」で、
アルゼンチン「Argentina:アルヘンティナ」は
国花「セイボ: ceibo 」、
アメリカ「América」※また「los Estados Unidos:ロス・エスタドス・ウニドス」は「バラ」など、
多くの諸外国に、
それぞれの「国花」があります。
また「国樹」というのもあります。
「花言葉」について
「国花」のほかに、
花には
それぞれ「花言葉」というのがあります。
「花言葉」はスペイン語で
「Lenguaje de las flores:レングアヘ・デ・ラス・フロレス」と言います。
※ florは花の意味で、女性名詞。
だから定冠詞を付ける時は「la flor」になります。
花が好きな方は、
「花言葉」にあわせて、
大事な日にちを選んだり、
プレゼントの
花の種類を
決めたりしている方も
いると思います。
私も、
時々「花言葉」で贈る花を選んだり、
日にちを選んだりします。
そこで、スペインの花言葉の
いくつかをご紹介します。
花言葉の意味は、
花の色によっても違います。
例えば、
赤色は「愛:amor:アモル」 や
「情熱:pasión:パシオン」、
白色は「純粋:pureza:プレサ」
および「潔白・無邪気: inocencia:イノセンシア」など。
黄色は「友情:amistad:アミスタ」、
ピンクは「上品、恩恵・好意:gracia:グラシア」などで、
紫は「一目ぼれ:amor a primera vista:アモル・ア・プリメラ・ビスタ」の意味を持ちます。
また花でも「花言葉」があります。
スペインの「花言葉」について、
「バラ」は「愛:amor:アモル」、
「ユリ」は、「無垢な心: Corazón inocente:コラソン・イノセンテ」
「アイリス白」は「希望、期待:Esperanza:エスペランサ」
「ポピー赤」は、「喜び: Placer:プラセル」。
さらに、
「ピンクのデージー」は、「無垢な愛:amor inocente」などです。
では、今日はここまでです。
次回も楽しく、
スペイン語やスペインを学習しましょう。
Hasta luego ! (⌒ー⌒)ノ~~~