スペイン語の基本文法「直説法現在完了(1)」

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Hola !

今回は、「直説法現在完了」

学習しましょう。

vamos a empezar !   (^▽^)/

 

「直説法現在完了」とは何ぞや?

 

「直説法現在完了」とは、

簡単に言えば、

現在継続していない「~しました」

という過去を示します

ただ、「過去」といっても、

それぞれの場面に応じて、

複数の使い分け(用法)があります。

 

では、「haber」の活用と一緒に、

「直説法現在完了」の活用と、

どんな使い分け(用法)があるかを、

学びましょう。

 

まず、

「haber」の直説法現在活用

ご説明します。

adelante !   (^▽^)/

 

 

haberの活用は?

 

現在形は「Hay」

使用することが多いのですが、

動詞「Hay」の不定詞(原形ともいう)は、

「haber:~があります・~がいます」になります。

 

【動詞haberの単数・直説法現在活用】

1人称:he:エ

2人称:has:アス

3人称:ha:ア

 

【動詞haberの複数・直説法現在活用】

1人称:hemos:エモス

2人称:habéis:アイス

3人称:han:アン 

をまず、覚えてください。

 

※「Hay」についての詳細は、

過去記事:スペイン語文法「hay」「動詞:ar動詞」

を参考にしてください。(^^)

 

 

haberの「準幸運ルール」とは?

 

動詞「haber」の活用は、

すでに過去記事で、

ご説明した「ar動詞」「er動詞」「ir動詞」のような

ビッグ「幸運ルール」は

ないのですが、

「準幸運ルール」があります。(^^)

 

【覚え方:準幸運ルール】

【1】動詞「haber」の活用で、

最初の2文字は、

単数も複数も、1人称だけ「he」の形になる。

単数「 he(エ) ha(ア) ha(ア)

複数「 he(エ) ha(ア) ha(ア)

と覚えます。

【2】この「準幸運ルール」を覚えた後に、

「haber」の活用を覚えると、

記憶に残りやすいですよ。

 

スペコ
「haberの活用」を必死で暗記していた頃、最初の2文字が「heだったけ?」「haだったけ?」と、覚えにくかったのですが、「準幸運ルール」を見つけて実践してからは、間違うことがなくなりました。(^^)

 

スぺニャン
動詞活用の覚え方は、人それぞれなので、自分の覚えやすい、動詞活用「幸運ルール」を、見つけてね。(^^)

 

 

「直説法現在完了」の活用を覚えよう

 

さて、「haber」の活用を学習したうえで、

「直説法現在完了」の活用は、

「haber」の直説法現在活用

+「過去分詞」になります。

 

【直説法現在完了の活用】

【直説法現在完了:単数の活用】

1人称:he + 過去分詞(例:visto

2人称:has + 過去分詞(例:visto

3人称:ha + 過去分詞(例:visto

 

【直説法現在完了:複数の活用】

1人称:hemos + 過去分詞 (例:visto)             

2人称:habéis + 過去分詞(例:visto

3人称:han + 過去分詞(例:visto

 

【ポイント】

※「visto」は「ver:見る、見える」の過去分詞。

完了形の、過去分詞の語尾は、

変化しません。活用に関係なく同じ形になる。

 

では、次は「直説法現在完了」の用法について、

学びましょう。

adelante ! (^▽^)/

 

「直説法現在完了」の3つの用法

 

「直説法現在完了」には、

場面に応じて、

おもに「3つの用法」があります。

 

「直説法現在完了」の用法(1)【完了】

 

「直説法現在完了」の用法【完了】は、

「(もう)~してしまいました」の意味を示します。

※ある出来事を、現在時点で、“ すでに、完了しました ” の意味で示す。

(例)「He  recibido  tu libro:エ・レシビド・トゥ・リブロ

:私は、君の本を受け取りました」(※すでに、本の受け取りを完了しましたの意味)

「Ya  ha pasado  dos  años :ヤ・エ・パサド・ドス・アニョス

:もう、2年たちました」

 

質問者側(私)から、

「 ¿ Has visto  mi foto ? :アス ・ビスト・ミ・フォト?

:君は、(もう)私の写真を見ましたか?」(もう、見ることを完了したかの意味)

質問を受けた側(君)からの返答として、

※「No , no lo he visto  todavía:ノ・ノ・ロ・エ・ビスト・トダビア:いいえ、私は、まだ、それを( lo:君の写真)見ていません」

(まだ、見ることを完了していないの意味)

※「いいえ」の答え方は、「No, no~」の形になります。

※原則的に、

「haber」の直説法現在活用

+「過去分詞」でワンセットになります。

(例)「he  visto」でワンセットになるので、

heとvistoの間には、

言葉を入れません。

 

 

「直説法現在完了」の用法(2)【経験】

 

「直説法現在完了」の用法【経験】は、

「(過去から現時点まで)~したことがあります」の意味です。

【ポイント】

用法【完了】の出来事よりも、

「もっと長い時間での、過去から現時点までの経験」を示します。

 

(例)「¿ has estado en España ? 

:アス・エスタド・エン・エスパニャ?:君は、今まで(※過去から現時点まで)スペインに、いったこと(※いたこと)がありますか?」

その答えとして、

「No, nunca he estado en España:ノ・ヌンカ・エ・エスタド・エン・エスパニャ:いいえ、私は、一度もスペインに、いったこと(※いたこと)がありません」

※ No, nunca he estado allíと、(この場合では)「en España」を略する言い方もあります。

※ 「allí:アリ(イ):あそこに、そこに」は、

「allá:アリャ:あちらに」よりも、

より限定かつ具体的な「場所」の意味を示します。

 

「Nunca he visto  una película  tan triste

:ヌンカ・エ・ビスト・ウナ・ペリクラ・タン・トリステ

:私は、今まで、こんな悲しい映画を見たことがありません」

※過去から現時点まで、

いろいろな映画を見てきた経験の中での意味。

 

 

「直説法現在完了」の用法(3)【現在を表す副詞がある場合】

 

「直説法現在完了」の用法【現在を含む副詞がある場合】について、

例えば、「esta semana:先週」「este mes:今週」

hoy:今日」など、

文章の中に、

現在を含む副詞が

あり、かつ「過去の出来事」を示すときは

現在完了」の形で、表します。

(例)

Hoy  he ido a  Narita:オイ・エ・イド・ア・ナリタ

:今日、私は成田に行きました」

ha llovido  mucho  esta semana:ア・リョビド・ムチョ・エスタ・セマナ

:今週は雨が、たくさん降りました」

 

 

ある出来事(ある状態)が、現在も継続されている場合は?

 

スペコ
スペイン語は、現在も継続されていることについては、現在完了の形ではなく、現在形を使用します

 

今日は、ここまでです。

今後、引き続き「現在完了の用法」を

学習しましょう。(^^)

では、次回も

楽しくスペイン語や

スペイン旅文化を

学びましょう。

hasta luegoooooo (⌒ー⌒)ノ~~~